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【薬学科(6年制)】「自分ごと化 城西?薬学」「薬学部3学科連携による がん患者さんのためのメニュー開発プロジェクト」~薬学科4年生必修 コミュニケーション体験演習~


薬学部では、薬学科、薬科学科、医療栄養学科の3学科連携による『がん患者さんのためのメニュー開発』プロジェクトが今年も実施されました。
 今年度も、薬学科(6年制)の4年生のプロジェクト基盤型学習科目のコミュニケーション体験演習(YY必修科目)と連携し、このプロジェクトを希望した学生達と、3学科で希望した1~3年生の学生達、各学科の教員達と連携し、5月より開始致しました。

 このプロジェクトは、症例に合わせたがん患者さん向けの1日分のレシピを各グループで考案し、実際に試作し、また各グループで交換して試作を行い、メニューブックを作成し、情報発信していくことを目的としています。
 症例から患者さんの身体の調子、栄養補給法、嗜好を把握し、食材選択、食形態、薬と食品との相互作用等を考慮して工夫してレシピを考案していきます。患者さんと、そのご家族の皆さんも共に食すことができるメニュー開発が目標です。

 各学科1~3年生混合でのグループに、薬学科の4年生が2~3名ずつ入り、顔合わせ、自己紹介を行い、各学科の特色を生かしながら、症例について話し合っていき、症例の患者さんに合わせたメニューを考案してきました。学生達は、だんだんと打ち解けて、積極的に意見交換していました。9月、がん患者さんのためのメニュー考案に向けて話し合い、各グループで提案されたメニューで試作し、改善点も盛り込んで、再度試作し、意見交換?改善をして、献立、メニューブックが完成しました。3学科でそれぞれの特色を生かしながら、患者さんとご家族を思ってメニューを考案し、自ら試作をした経験は、薬学科の学生達にとっては初めてのことでしした。この経験を今後の学外実習、将来は薬剤師として、患者さんやご家族に寄り添って、治療薬をはじめ、食事面へのサポートに生かしていくことができるよう期待しています!

症例発表

試作の様子

朝食分の料理完成

試作後の改善点の発表

改善点を盛り込んだ2回目の試作の様子

完成した全グループのメニューブック

記事提供?作成:コミュニケーション体験演習 がん患者さんのためのメニュー開発 担当(植村、須永、古屋、深谷、中里見、柴)
記事掲載:小島 裕
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